ウッドベース弦の選び方

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ウッドベース・コントラバス弦の種類は多数存在しており、ジャズ演奏に適した弦とクラシック演奏に適した弦、更にはジャズとクラシックのどちらも演奏可能な弦(ハイブリッド弦)が存在します。弦のレビュー記事や動画は沢山ありますが、この記事ではジャズとクラッシックの両方を学んだ私ならではの観点からどのような弦を購入すれば良いかまとめてみました。定番弦や私が実際に使用したお勧め弦も紹介しておりますので是非最後までご一読ください。

エレキベース弦についてはこちらで紹介していますのでご興味のある方はこちらをご覧ください。

エレキベース弦おすすめ15選
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弦の素材

ウッドベース・コントラバスの弦の素材は大きく3つに分けることができます。

スチール

音色が明るくて音量が大きく、チューニングの安定感があります。非常に扱いやすいバランスの良い弦なので初心者におすすめです。

ナイロン

フェイクガットとも呼ばれ、音色・弾き心地共にガット弦に近いニュアンスを得られるのが特徴でナイロンやシンセティックなど様々な素材が使用されています。ガットよりもチューニングの安定感があり、テンション感はスチール弦と比べしなやか。ガット弦の音色とスチール弦の耐久性・安定性を求めている方にお勧めです。

ガット

羊の腸を使用した弦ですが中には表面を金属で巻いた物も存在します。スチール弦が登場するまではガット弦がメインで使用されていました。音色はオンリーワンですが値段が高価でチューニングが不安定です。スチールとナイロン弦よりも太いので駒の加工が必要です。初心者の方にはハードルが高いので先ずはスチールかナイロン素材の弦をお勧めします。

それぞれの弦の特徴

それではジャンル別に弦の特徴を挙げてみます。

ジャズ弦

  • ピチカート奏法:長いサステイン(音の伸び)が得られる。
  • アルコ奏法:毛の引っかかりが良くない。音色が明るいのでオーケストラ内での演奏には不向き。ソロ演奏では好んで使用するプレーヤーもいます。

クラシック弦

  • ピチカート奏法:音の伸びがなくジャズやポピュラー奏法には不向き。
  • アルコ奏法:オーケストラ、ソロ等、アルコ奏法全般に最適な弦。

ハイブリッド弦

  • ピチカート奏法:ジャズ専用弦と同じ程度の長いサステインが得られる。
  • アルコ奏法:毛の引っかかりは良いが、クラシック弦と比べると音色が明るい。オーケストラのみで使用する場合はあえて選択する必要がないでしょう。ジャズやポピュラーの現場では威力を発揮してくれます。

弦のテンション(張力)について

テンションとは弦をチューニングした際に、どの程度の張り具合があるかを意味します。弦により張力が異なり、弱い物から強いものまで様々です。

メーカーにより表記名は異なりますが、Light・Medium・Hardの3種類に分類されます。どの弦も3種類のテンションがある訳ではなく、1・2種類しかない弦もあります。中にはテンションが表記名されていない弦も存在しますが、その場合はMediumテンションである場合がほとんどです。

楽器の個体差がありますので、どのテンション弦を用いるかはプレーヤーの好みになりますが一般的にはMediumを使用します。ジャズの場合はLightを使用する奏者も多く見られ、クラシックではLightよりもMediumを使用するプレーヤーが大多数を占めます。Hardは楽器自体が持つテンションが相当弱いか、Mediumでは柔らかいと感じる場合のみ使用されることをお勧めします。

弦一覧

ウッドベースの定番弦をジャンル別に分けてリストアップしてあります。

ジャズ弦

Thomastik / Spirocore(スチール弦)

D`Addario / Helicore Pizzicato(スチール弦)

Pirastro / The Jazzer(スチール弦)

PIRASTRO / Jazzer

PIRASTRO / Jazzer

Pirastro / Perpetual(スチール弦 / ハイブリッド弦)

2019年にピラストロ社より販売された新しい弦です。ジャズピチカートとアルコ奏法どちらの音色も素晴らしく、ハイブリッド弦としての完成度が非常に高いです。

テンションと弦のゲージはスピロコア・ライトよりも軽くて細いので、楽器の相性にもよりますが好みが分かれそうです。スピロコア・ミディアムで満足されている方には物足りない可能性があります。

アルコ奏法時の音色は倍音もしっかりと出ていて最高ですが、テンションが緩いのでオーケストラでの使用は難しいでしょう。

メインがジャズでアルコを多用するベーシストさんに特にお勧めできる弦です。

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