Jazz Bass Lecture, Practice, Part 9: So What Chord Analysis / Walking Bass Line

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ジャズベース講座・実践編・Part9ではSo Whatのコード分析(アナライズ)と Walking Bass Lineの組み立て方について解説します。

実践編・Part1とPart2でコード分析(アナライズ)について詳しく解説しています。これらの内容を理解した上で今回のPart9を取り組まれることをお勧めします。

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コード分析(アナライズ)の内容

コード分析(アナライズ)には通常以下の内容が含まれますが、So Whatはモード曲になりますので別の手順になります。

モードについては以下で詳しく解説しています。

Jazz Bass Lecture - Theory - Part18 - Mode Jazz
In Part 18 of the Jazz Bass Lecture Theory, Mode Jazz will be explained. The lecture will introduce typical Mode Jazz tunes in detail and in an easy-to-understand manner, using sound sources and musical scores.

通常のコード分析手順

  1. Keyの判別
  2. ダイアトニックコードとノンダイアトニックコードの分別
  3. 各コードに対応するスケールの把握
  4. 各コードに度数名(Degree Name)を付ける
  5. Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ等の定番コード進行の箇所を把握

モード曲におけるコード分析(アナライズ)の内容

  1. Keyの判別
  2. 各コードに対応するModeの把握

1. Keyの判別

So Whatのようなモード曲はKeyの概念は存在しますが、各コードに対してのモード(スケール)を重要視します。転調が頻繁に起こっているKeyの判定が難しい曲も多く存在します。

2. 各コードに対応するMode(スケール)の把握

モード曲のアナライズで一番重要な事は、各コードに対応するモード(スケール)の把握です。

So What 分析

それではSo Whatをアナライズしてみましょう。

1. Keyの判別

Keyシグネチャーに何も付いてないので、Key=Cと判断してしまいそうですが、この曲はDm7コードが大きな割合を占めていますので、敢えてKeyを断定するとなれば、Key=Dmと言えるでしょう。

ただし、メロディーからも分かるように、ドリアンモードの音が使われていますので、調性(tonality)はCメジャーKeyです。Key=B♭メジャーの平行調である、Key=Dmではありませんのでご注意ください。

この辺りがモード曲の複雑な所ではあるのですが、モード曲はKeyよりも各コードに対するモード(スケール)と、調性(tonality)を重要視することが大切です。

BセクションはE♭ドリアンモード(tonalityはD♭メジャーKey)になります。

2. 各コードに対応するMode(スケール)の把握

Keyの判別で既に答えは出ていますが、Dm7=Dドリアンモード、E♭m7=E♭ドリアンモードとなります。

モードジャズにおけるWalking Bass Line

ビバップ曲に多くみられる、コードが1小節や2拍単位で変化する曲は比較的ベースラインに困らないが、モードジャズ曲の様な同じコード進行が数小節間続くベースラインは難しくて苦手という方も多いのではないでしょうか?

以下の攻略法を紹介しますので参考になさってください。

ルート

次の小節の1拍目をRootへ繋ぐラインです。

5度

次の小節の1拍目を5度へ繋ぐラインです。

5度→Root

コード音の5度音からRootへ繋ぐラインです。

2小節目の4拍目のA音(5度音)から3小節1拍目のD音(Root)に繋ぐラインです。

Root→Ⅱ-Ⅴ

最後はリハーモナイゼーション(以下リハモ)を用いてラインを作ります。

リハモとは元のコードを別のコードに変える手法です。 シンプルなコード進行を複雑にしたり、逆に複雑なコード進行をシンプルにする事も可能です。

So WhatはDm7とE♭m7の2コードの曲でハーモニーはシンプルです。そこでリハモを使い、各コードに対するⅡ-Ⅴを加え動きを出します。

1コーラスベースライン

以下の譜面は上記の4つの要素が含まれたwalking bass lineです。

So What walking bass line

summary

ジャズベース講座・実践編・Part9ではモードジャズの代表曲、So Whatのコード分析(アナライズ)とWalking Bass Lineの組み立て方について解説しました。

ビバップ曲よりはKeyの概念が曖昧であったり、演奏のアプローチも異なりますが、今回解説したポイントを押さえていただければ、あとは練習あるのみです。

次のジャズベース講座・実践編Part10ではダイアトニック・トライアド『応用編』になります。トライアドを演奏で使用する方法を解説しますが、モードの知識も必要となりますので、今回の記事を是非参考になさってください。

Jazz Bass Lecture, Practice, Part 10, Triads (Application)
In Part 10 of the Practical Edition, "Application" will explain how to use the diatonic triad in actual performance, using the jazz standard "So What" as a subject.
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