Jazz Bass Lecture, Theory, Part 7 - Diatonic Scale Chords

Jazz Bass Course Theory
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ジャズベース講座・理論編・Part7ではダイアトニックスケールとダイアトニックコードについて解説します。

音楽理論を勉強されたことがある方であれば一度は聞いたことがあるスケール名ですよね。ジャズを学んでいく上で最重要項目と言える『ダイアトニックスケール・コード』を詳しく解説していきますので是非最後までご一読ください。

(音楽理論書やネットではメジャースケールのダイアトニックスケール・コードのみの解説が殆どですが、低音倶楽部ではPart8でナチュラルマイナー、Part9でハーモニックマイナー、Part10でメロディックマイナーのダイアトニックスケール・コードも解説します)

解説で使用した資料(ト音記号含む)はページの一番下からダウンロード可能ですので是非ご活用ください。

ダイアトニックスケールとダイアトニックコードを理解するためにはメジャースケールとコードの知識が必要となりますのでマスターしていない方は先ずはこちらから取り組んでください。

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ダイアトニックスケールとは

メジャースケール・ナチュラルマイナースケール・ハーモニックマイナースケール・メロディックマイナースケールの各音を基音(Root)にしたそれぞれのスケールの総称をダイアトニックスケールと言います。(今回のPart7ではメジャースケールのダイアトニックスケール・コードのみの解説になります)

各スケールの音は7音構成ですので『7音×4種類スケール=28種類』のダイアトニックスケールが存在します。(実際には21種類ですがここで深く解説しません)

何だかよく分からないという方もご安心ください。順番に解説していきます。

ダイアトニックスケールに関して先ずは以下のようなイメージを持っていただけると理解しやすいと思います。

上記はCメジャースケール音を例にしています。スケールの各音C・D・E・F・G・A・Bを基音(Root)としたスケールが存在し、それらをまとめてダイアトニックスケールと呼びます。

もっと簡単に言えばドレミファソラシドの各音からスケールを構築したのがダイアトニックスケールです。

最初から『ドレミ〜』で説明しなかったのには理由があります。ダイアトニックスケールに限った事ではありませんが、『ドレミ〜』で理解するとKeyが変わった時に対応できなくなるからです。基本的に度数で理解出来なければ即興演奏は難しいでしょう。

Mode(モード)について

ダイアトニックスケールを勉強された方は『モード』という名を聞いたことがあると思いますが、それが何だか分からない方もいると思います。理論書に『モード』は『旋法』とありますがこれも良く意味が分からないですよね。

これから7種類のダイアトニックスケールを紹介していきますが、ダイアトニックスケール=『モード』という理解で問題ありません。例えば最初に解説するダイアトニックスケールは『アイオニアン・スケール』という名称で呼ばれていますが、これを『アイオニアン・モード』と呼ぶことも可能です。ダイアトニックスケールに限ってですが、スケール=モードと捉えて問題ありません。

スケール名について

スケール=モードですので、スケール名単体で呼ぶ事もありますが、スケール名の後に『スケール』や『モード』を付けて呼んだりもします。

また各スケールの名称はスケールの単体名でしか記載していませんが『スケール』や『モード』を付けた名称もあります。

『アイオニアン』を例にすると以下の3種類があり、どれも頻繁に使用される名称です。人によって名称の捉え方が違うので覚えておきましょう。

  • 『アイオニアン』
  • 『アイオニアン・スケール』
  • 『アイオニアン・モード』

ダイアトニックスケール(メジャースケール)

それではメジャースケールの各音を基音としたスケールがどのような構成になるのか見ていきましょう。

  • Cメジャースケールの音を例に解説しています。
  • 各スケールごとにより理解を深めるためのポイントを記載しています。
  • 各音の下にルートからの度数を以下の略記号で記載しています。度数で理解することがとても重要です。

度数に関して不安な方はこちらをご一読ください。

ジャズベース講座・理論編・Part2・音程(度数)
音楽理論を理解するための基礎となる音程・度数を例題を挙げて詳しく解説しています。ベーシストはもちろん、他の楽器奏者にも分かりやすいい内容となっています。後半ではダウンロード可能な練習問題もありますので是非ご活用ください。
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Ioninan(アイオニアン・イオニアン)

このスケールに限り発音が2種類あり、『アイオニアン』と『イオニアン』と言います。(今後ここでは『アイオニアン』とします)

最も使用されるスケールで一般的にはメジャースケールと呼ばれる方が多いです。今まで何度も出てきた『メジャースケール』はダイアトニックスケールの世界では『アイオニアン』という名称になります。

ポイント:アイオニアン=メジャースケール

Dorian(ドリアン)

アイオニアンの第2音から始まるスケールです。

ポイント:Cアイオニアンの場合、Cから長2度上のD音から始まるスケール

 Phrygian(フリジアン)

アイオニアンの第3音から始まるスケールです。

ポイント:Cアイオニアンの場合、Cから長3度上のE音から始まるスケール

 Lydian(リディアン)

アイオニアンの第4音から始まるスケールです。

ポイント:Cアイオニアンの場合、Cから完全4度上のF音から始まるスケール

 Mixo-lydian(ミクソリディアン)

アイオニアンの第5音から始まるスケールです。

ポイント:Cアイオニアンの場合、Cから完全5度上のG音から始まるスケール

Aeorian(エオリアン)

アイオニアンの第6音から始まるスケールです。このスケールもアイオニアンと同様に一般的に使用されている別の名称があります。それは『ナチュラル・マイナースケール』です。名称が違うだけで音の構成音・度数も全て同じですので覚えておきましょう。

ポイント

  • Cアイオニアンの場合、Cから長6度上のA音から始まるスケール
  • エオリアン=ナチュラル・マイナースケール

Locrian(ロクリアン)

アイオニアンの第7音から始まるスケールです。

ポイント:Cアイオニアンの場合、Cから長7度上のB音から始まるスケール

ダイアトニックスケールにローマ数字(ディグリーネーム)を付ける

楽曲やコード分析をより明確にするためにアイオニアンからロクリアンまでのスケールにローマ数字を付けて分類します。この事によってKeyが変わっても柔軟に対応できます。ディグリーネーム(数字)とスケール名をセットで覚えるようにしましょう。

  • Ⅰ  アイオニアン
  • Ⅱ  ドリアン
  • Ⅲ  フリジアン
  • Ⅳ  リディアン
  • Ⅴ  ミクソリディアン
  • Ⅵ  エオリアン
  • Ⅶ  ロクリアン

ダイアトニックスケールをアイオニアンで統一?

『アイオニアン〜ロクリアンまでのダイアトニックスケールは全てアイオニアンの音を使用していることから、これらをドリアンやリディアンなどに分類しないでアイオニアンで統一して考えていいのでは?』

ダイアトニックスケールを学んだ経験がある方はこのような疑問を抱かれたことがあるのではないでしょうか?この答えは半分正解で半分間違いです。

確かにアイオニアン〜ロクリアンまでのダイアトニックスケールは全てアイオニアンの音を使用しており、アイオニアンを基準にしてドリアン〜ロクリアンまでが成り立っているとも言えます。

もう一方の捉え方を示すと、それぞれのスケールは個性があり聴こえ方が異なるという事実です。例えばDドリアンとFリディアンを弾き比べしてみると全然違う響きになりませんか?この事から全てのダイアトニックスケールはアイオニアンの何番目のスケールと捉えるだけでなく、それぞれが持っている度数でも理解していることが極めて重要です。

ドリアンを例に以下の様に各スケール(モード)を認識できるようになりましょう。

ドリアン=アイオニアンの2番目スケール+ドリアンの構成度数(R・M2・♭3・P4・P5・M6・♭7)

ダイアトニックコードとは

メジャースケール・ハーモニックマイナースケール・メロディックマイナースケールの各ダイアトニックスケールの1・3・5・7度の音を重ねた和音(コード)をダイアトニックコードと言います。

ダイアトニックスケールと同様にこのPart7ではメジャースケールのダイアトニックコードのみ解説します。

それではKey=Cメジャーのアイオニアンからロクリアンまでの7種類のスケールの1・3・5・7度の音からどの様なコードが生成されるか見ていきましょう。

Ioninan(アイオニアン)

Dorian(ドリアン)

 Phrygian(フリジアン)

 Lydian(リディアン)

 Mixo-lydian(ミクソリディアン)

Aeorian(エオリアン)

Locrian(ロクリアン)

ダイアトニックコードにローマ数字(ディグリーネーム)を付ける

ダイアトニックスケールと同じく楽曲やコード分析をより明確にするために、アイオニアンからロクリアンまでのダイアトニックコードにローマ数字を付けて分類します。この事によってKeyが変わっても柔軟に対応できます。ディグリーネーム(数字)・スケール名・コードの種類をセットで覚えるようにしましょう。

  • アイオニアン          ⅠMaj7
  • ドリアン                Ⅱm7
  • フリジアン             Ⅲm7
  • リディアン             ⅣMaj7
  • ミクソリディアン    Ⅴ7
  • エオリアン             Ⅵm7
  • ロクリアン             Ⅶm7(♭5)

ダイアトニックスケール・コードの用途

ここまでメジャースケール(アイオニアン)のダイアトニックスケールについて解説してきましたが、これらが実際にどのような用途で使用されるのか説明します。

ダイアトニックスケールとコードは曲の分析やコードの解析時に必ず必要な知識となっており、これらを学んでいないとベースラインの組み立てが難しく、当然ですがアドリブソロも弾けません。

Part7では基本的な事だけを解説していますが、この先取り上げるコード分析やベースライン組み立ての解説ではこれらの知識をフル活用しますので今のうちにしっかりと身につけておいてください。

summary

ジャズベース講座・理論編・Part7ではダイアトニックスケールとダイアトニックコードについて解説しました。今回の内容をまとめると以下になります。

  • ダイアトニックスケールというのはメジャー・ナチュラルマイナー・ハーモニックマイナー・メロディックマイナーの各音を基音(ルート)としたスケールの総称
  • ダイアトニックスケール=『モード』
  • メジャースケールにおけるダイアトニックスケールの解説
  • ダイアトニックコードとはダイアトニックスケールの1・3・5・7度を重ねた和音(コード)
  • メジャースケールのダイアトニックコードの解説

次回Part8ではナチュラルマイナースケールにおけるダイアトニックスケールとコードについて解説します。

https://music-org.com/jazzharmony8/

ナチュラルマイナースケール=エオリアンスケールですので今回の解説と内容は被りますが、このスケールを基軸と捉えると見方が変わりますので取り上げます。是非チェックしてみてください。

資料ダウンロード

ダイアトニックスケール・コード(メジャースケール)

ダイアトニックスケール・コード(メジャースケール)・ト音記号

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