こちらの記事ではベースアンンプメーカーとして確固たる地位を築いているPhil Jones Bassの新しいアンプ、Compact Plus Blackについて詳しく解説いたします。
PJBの中型コンボアンプ『Suitcase Compact』が『Compact Plus Black』にアップグレード。よりクリアなサウンドを実現するコンボアンプとして、2023年の7月に登場しました。
以下の記事ではその他のPhil Jones Bassのアンプもご紹介しております。
https://music-org.com/bassamps/
https://music-org.com/pjb-bass-engine17/
概要・特徴
ダイナミックでクリアなサウンドを実現。コンパクトなサイズからは想像できない豊かな低音を可能。大きなライブ会場でも大活躍するハイグレードなベースアンプです。
回路設計を一新してパワー感とクリアさが格段にアップ。ピークパワーを向上させ、歪み率が大幅に下がった事によって、ダイナミックレンジが拡大されました。プレイに対する追従性もアップし、聴感上の力強さを感じられるサウンドを得られます。
スペック
5バンドEQプリアンプ
PJBのトップモデルに搭載される事の多い、5バンドEQプリアンプを採用しています。
250W出力
250Wの大出力で艶やかなサウンドが実現可能です。外部キャビネット接続で400Wとなり、大きい会場やライブハウスでの演奏も心配要りません。
スピーカー
4 X 5” スピーカー
Compact Plus用に新設計された5インチスピーカーを4つ搭載。今まで以上に効率の良い性能を誇り、アンプからの信号をクリアかつラウドに出力します。
AUX入力ジャック
3.5mmステレオのAUX入力ジャックが搭載。スマートフォンや音楽プレーヤーなどを有線で接続し出力することができます。
ヘッドフォンジャック
3.5mmヘッドホン端子が装備。夜間や自宅練習時にも活躍してくれます。
LINE OUT
LINE OUTからオーディオインターフェイスやPA宅などに接続し、ライブ配信/レコーディングなどにも使用可能です。
DI OUT
ライブやレコーディングの際にPAのミキサー卓やオーディオインターフェースに信号を送れます。
EXT.スピーカーアウト
スピーカーケーブルでキャビネットと接続すれば最大400Wまで出力が可能です。(8Ω以上)
まとめ
この記事では2023年夏に発売された『PHIL JONES BASS / Compact Plus Black』について詳しく解説しました。
一番の特徴としては、コンパクトなサイズながら、250Wの大出力を備えたアンプと言えるでしょう。大きいライブ会場で大活躍してくれることは間違いないですが、大音量を求められる現場でなくても、4 X 5” スピーカーから出る音は100Wクラスの物と比べてもランクが上です。
Compact Plus Blackはどんなシチュエーションでも安定した音を出したいベーシストにお勧めできるアンプとなっております。
この記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです。
- 出力:250W(瞬間最大出力400W)
- 外部スピーカー接続時:400W(瞬間最大出力800W)
- スピーカー:4×5″ PJBカスタムスピーカー
- コントロール:入力セレクター、インプットレベル、5-Band EQ、マスターボリューム、FX-MIXレベル、AUXレベル
- 入出力端子:ベースインプット、FXSend/Return、AUXインプット、ヘッドホンアウト、DIアウト、EXスピーカーアウト(8Ω以上)、ラインイン、ラインアウト
- 電源:AC100V
- 本体サイズ:361(W) x 362(H) x 336(D)mm
- 重量:14.1 Kg