ジャズベース講座・基礎編・Part10ではBetween Third and Fourth Position(3と4の中間ポジション)を学習します。
第3ポジションの講座を終えてない方はそちらから取り組みましょう。
こちらで取り扱った譜面はページの一番下からダウンロード可能となっています。
Between Third and Fourth Position
Third Positionから半音高いポジションがBetween Third and Fourth Position(3と4の中間ポジション)です。第3ポジションを基準にしてこのポジションの位置を把握しましょう。第3ポジションの音程取りが不安な場合はこちらを再度取り組んでください。
Position Chart
3と4の中間ポジションの指板表です。音の確認をしましょう。
エクササイズ開始前の注意点
- 左手のフォームと動作の注意事項を守りましょう。
- 音は次の音までギリギリまで伸ばして切れないように注意してください。
- フィンガリングは必要最低限で記載してあります。
- 記載しているテンポは目安です。速く感じるのなら設定より遅くしてください。
- 必ずメトロノームを使用しましょう。
各弦での練習
4本弦での練習
スケール / エチュード練習
『Swing』と明記されている場合はEvenの8分音符ではなく、Swingの8分音符で弾くようにしてください。EvenとSwing8分音符についてはこちらのPart6をご覧ください。
Key=E♭ スケール / エチュード
Key=B♭ スケール / エチュード
Sandu / Blues Key=E♭
トランペット奏者クリフォード・ブラウン作曲の『Sandu』でKey=E♭のブルースの代表曲です。
メロディー、ベースソロ、ベースラインという構成になっていますので楽しんで取り組んでいただけたらと思います。
参考音源のYoutubeも是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=0wpcrWCutFQ
まとめ
ジャズベース講座・基礎編・Part10はここまでになります。
こちらでは以下を解説しました。
- 3と4の中間ポジションの指板表
- 各弦と全ての弦上での練習
- Key=E♭のスケールと練習曲
- Key=B♭のスケールと練習曲
- Sandu Key= E♭Blues
3と4の中間ポジションになると音程が取りにくいと感じたり、指板の位置関係が更にイメージしずらくなったと思います。大事なのは第3ポジションの位置をしっかりと把握出来ている事です。第3ポジションを基準に3と4の中間ポジションの位置を把握するようにしましょう。
次のPart11では第4ポジションについて解説します。
譜面ダウンロード
3rd&4th Position Eb scale&etude