ジャズベース講座・基礎編・Part14・第6ポジション

ジャズベース講座基礎編
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ジャズベース講座・基礎編・Part14ではSixth Position(第6ポジション)を学習します。

5と6の中間ポジションの講座を終えてない方はそちらから取り組みましょう。

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こちらで取り扱った譜面はページの一番下からダウンロード可能となっています。

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Sixth Position

5と6の中間ポジションから半音高いポジションがSixth Position(第6ポジション)です。この第6ポジションから小指(4指)の代わりに薬指(3指)を使用します。写真でフォームをご確認ください。

 

第6ポジションを正確に押さえるポイントは小指付け根部分に楽器の肩部分が当たるようにします。5と6の中間ポジションでは指1本分の隙間を空けて押さえますが、第6ポジションはピッタリつけます。親指の位置を含めたフォームを写真でご確認ください。

小指に位置するG、D、A、E音は開放弦の1オクターブ上になり、ハーモニクス奏法(弦を押さえずに軽く触れて音を出す奏法)で音を出すことが可能です。押さえた実音とハーモニクス音が同じ音程になりますのでピッチの確認にも便利です。

ベースのハーモニクス奏法の名手と言えばジャコ・パストリアスです。演奏を聴いたことがない方はこれを機にチェックしてみてください。

Jaco Pastorius Solo
JacowithJoniMitchell

Position Chart

第6ポジションの指板表です。音の確認をしましょう。

エクササイズ開始前の注意点

  1. 左手のフォームと動作の注意事項を守りましょう。
  2. 音は次の音までギリギリまで伸ばして切れないように注意してください。
  3. フィンガリングは必要最低限で記載してあります。
  4. 記載しているテンポは目安です。速く感じるのなら設定より遅くしてください。
  5. 必ずメトロノームを使用しましょう。

各弦での練習

5と6の中間ポジション以降からE弦でのエクササイズを省略しています。理由としては非常に押さえずらく実用性がないからです。

エレキベースとは異なりウッドベースのE弦を実際に使用するポジションはハーフポジションと第1ポジションが99%の割合を占めます。(親指を使用したハイポジションの場合はE弦も使用します)

3本弦での練習

スケール / エチュード練習

『Swing』と明記されている場合はEvenの8分音符ではなく、Swingの8分音符で弾くようにしてください。EvenとSwing8分音符についてはこちらのPart6をご覧ください。

ジャズベース講座・基礎編・Part6・リズム練習
ベーシストにとって最も重要なスキルであるリズム。リズム感を良くするのは才能ではなく、正しい練習方法の実践と努力の積み重ねです。ハイレベルなプレーヤーになるためには基本的なリズムトレーニングが必要不可欠!このPart6では様々なリズムに特化したエクササイズを用意しましたのでご活用ください。

Key=G スケール / エチュード

Key=C スケール / エチュード

Blues Key=G walking Bass Line

スタンダード曲練習 /Billie’s Bounce

Charlie Parker作曲 – Billie’s BounceはFブルースの代表曲でセッションでも頻繁に演奏します。

スタンダード曲練習 / Ornithology

Charlie Parker作曲、Ornithologyは セッションでも比較的取り上げられる曲です。テーマ→アドリブソロ→ベースライン→テーマという構成です。

私のトリオでCD録音した音源もありますので是非チェックしてみてください。

まとめ

ジャズベース講座・基礎編・Part14では以下を解説しました。

  • 第6ポジションの指板表確認
  • 各弦と全ての弦上での練習
  • Key=Gのスケールと練習曲
  • Key=Cのスケールと練習曲
  • スタンダード曲練習 / Billie’s Bounce
  • スタンダード曲練習 / Ornithology

第6ポジションから小指の代わりに薬指を使用します。薬指は弱い指ですので最初は弾きずらさを感じるかもしれませんが何度も繰り返し練習してマスターしてください。

次のPart15では6と7の中間ポジションについて解説します。

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譜面ダウンロード

6th Position指板表

6th Position各弦と全ての弦での練習

6th Position C scale&etude

G Blues Walking Bass Line Hp~6th

Billie’s Bounce

Ornithology

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