ベースで使用可能なマルチプロセッサー(マルチエフェクター)Part2

ベース関連
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近年の技術の向上によりマルチプロセッサー(マルチエフェクター)を進んで取り入れているベーシストが多く見られます。

デジタルプロセッサーの一番気になる音質に関しては、デジタルよりアナログが上という次元の問題ではなく、現在は好みの問題になっています。以前のようにデジタルは音がイマイチという事は感じません。

アナログエフェクターの素晴らしさは変わることはありませんが、デジタルでしか出せない音や便利な使用法があるのも事実です。

この記事ではベースに対応している価格帯が10万円以上のマルチプロセッサーをご紹介します。ご興味がある方や、これから購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

10万円以下で購入可能なマルチプロセッサーは以下でご紹介しております。

ベースで使用可能なマルチプロセッサー(マルチエフェクター)
ベースに対応している10万円以下のマルチプロセッサーをご紹介します。興味がある方や、これから購入を検討されている方の参考になる内容となっています。
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マルチプロセッサーとは

各種エフェクター、プリアンプ、アンプモデリングをはじめ、オーディオインターフェース、ルーパー、DI機能などが搭載された機材をマルチプロセッサー呼びます。

マルチエフェクターとの違いはエフェクター以外にも沢山の機能が付いている点ですね。

デジタルプロセッサーはタッチパネルに直接触れて操作したり、見ながらスイッチやボタンで操作する機種が多く、誰でも扱える高い機能性を実現しています。初心者にも簡単で直感的に操作できる機材となっています。

マルチプロセッサーをお勧めするプレーヤー

一台で色んな事を完結したいプレーヤーには最強の機材となるでしょう。

ライブ、レコーディング、自宅練習など、あらゆる場面で重宝すること間違いないです。

ベーシストにお勧めのマルチプロセッサー

それではベーシストにお勧めのマルチプロセッサーをLine6とBOSSの順にご紹介していきます。

Line 6

Helix Floor

Helix Floor はHelix ファミリー のフラッグシップ・モデルで、驚異的なパワーとフレキシビリティ、そして高いコントロール性を備えたマルチプロセッサーです。

強力なデュアル DSPパワーを駆使した「HXモデリングエンジン」を搭載し、さまざまなアンプやキャビネット、マイク、エフェクトのサ ウンドを忠実に再現しています。さらに、直感的な操作によって簡単にコントロールできることに加え、高い拡張性によりシステム全体を統合することが可能です。スタジオ内とステージ上のどちらのシーンにおいてもプレイヤーの要求に応える高いサウンドクオリティと機能性を実現しています。

主な特徴

1. 強力なデュアルDSPパワーを駆使した新開発の「HXモデリングエンジン」を搭載。これにより細かく計測したアンプ回路の各出力段や、本物のアンプやスピーカーキャビネットと同じような挙動を再現。チューブアンプの音の特徴だけでなく、ダイナミックなフィーリングまでも体感できます。また、カスタムのキャビネット・インパルスレスポンス(IR アイアール)もダウンロードして使用できるため、より好みに合ったセットアップ環境を作ることが可能です。

2. 直感的に操作できるわかりやすいインターフェース
6.2インチの大型LCDディスプレイとタッチセンシティブ・フットスイッチを採用し、高い操作性を実現。フットスイッチのカラーLEDリングとカスタマイズ可能なスクリブル・ストリップによって、各フットスイッチの割り当てが一目でわかるインターフェースとなっています。またペダル・エディットモードでは、編集したいブロックを選択するだけで、そのパラメーターがフットスイッチに反映され、エクスプレッションペダルでの調整が可能となります。さらに、各プリセットに4つのステレオパスが備わっており、複雑なルーティングにも対応。簡単な操作で、求めるサウンドを作り出すことが可能です。

3.  システム全体をコントロール可能
ベースシステム全体をコントロールできます。お気に入りのペダルやその他のハードウェアを簡単にシステムに統合し、シームレスでハイブリッドな環境を構築することが可能。また、従来のマルチエフェクトには無かった高い柔軟性によって外部MIDI機器の接続も簡単に行なえます。最大3台のエクスプレッションペダルに対応できるなど高い接続性・拡張性を備え、どんな規模のシステムにも対応可能です。

◆ デュアルDSPパワーによるHXモデリングエンジン
◆ 4系統のディスクリート・ステレオシグナルパス
◆ 45種類のアンプ、30種類のキャビネット、16種類のマイク、70種類のエフェクト
◆ サードパーティー製1024/2048キャビネット・インパルスレスポンスのインポート
◆ 12基のタッチセンシティブ・フットスイッチ
◆ カスタマイズ可能なスクリブル・ストリップ
◆ ハンズフリーのペダルエディット・モードでエフェクトのパラメーターを調整可能
◆ 最大3台のエクスプレッションペダル、CV/Expressionアウト、外部スイッチング・アウト、MIDIコントロール
◆ 10インプット、12アウトプット(4×FXループ含む)
◆ 8イン/8アウトUSBオーディオインターフェース
◆ AES/EBU、S/PDIF、VDIインターフェース
◆ 驚異的な深みと超ローノイズを実現する、業界最高水準の123dBダイナミックレンジのインプット

サイズ:56.0 × 30.1 × 9.1 cm
重量:約 6.6 kg

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Helix LT

『Helix LT』はフラッグシップモデルHelixと同じHXモデリングと、パワフルなデュアルDSPを搭載したモデルがこちらのHelix LTです。

HELIX LTとHELIX Floorの違い

入出力端子の削減、異なるディスプレイ、スチール筐体を採用したりとコントロール関連の機能を制限し価格を抑えたモデルです。

しかし音質面に関してはデュアルDSP、HXモデリングを全て継承しているため、HELIX Floorのパワフルなサウンド・プロセシング機能が搭載されています。

ユーザー・インターフェース、Input/Outputのなど、より選び抜かれた構成に整理することでコストダウンを図り、クラス最高のパフォーマンスを保ちながら、すべてのベーシストにとってより手に入れやすいマルチ・プロセッサーです。

  • パワフルなデュアルDSPパワーによるHXモデリングエンジン
  • 800×480ピクセル6.2インチの大型LCDディスプレイ
  • 62種類のアンプ、37種類のキャビネット、16種類のマイク、104種類のエフェクト
    キャパシティブセンシティブ・フットスイッチ
  • 最大2台のエクスプレッションペダル、外部アンプ切替え、高度なMIDIコントロール
  • 外形寸法:530×301×92mm
  • 重量:約5.4kg

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HX Stomp XL

HX Stomp XLは上記のHX Stompのフットスイッチ数を3基のから8基に増やしたデジタルプロセッサーです。

HX Stompについてはこちらで詳しくご紹介しております。

ベースで使用可能なマルチプロセッサー(マルチエフェクター)
ベースに対応している10万円以下のマルチプロセッサーをご紹介します。興味がある方や、これから購入を検討されている方の参考になる内容となっています。

HX Stompは主に他のエフェクター等を組み合わせて使用する事を目的とした機材ですが、HX Stomp XLはフットスイッチ数が増えたことで単体・一台完結型としても使用可能です。

特徴

1. HX Stompと同じ使用
フットスイッチの数以外はHX StompとHX Stomp XLは同じ仕様になっている。

2. 抜群の操作性
8基フットスイッチにより操作性が向上し、ライブでもストレス無く使用可能。

3. 端子のレイアウト
HX Stompは側面にも端子が設置されているが、HX Stomp XLの端子は全て背面に設置されいる。

4. ハイブリッド機種
HX Stompの2個分のサイズなので、HX Stompと同様にエフェクターボードに組み込んでの使用も可能な、まさにマルチな機材です。

本体概要

寸法 : 68(H) × 120(D) × 316(W)mm
重量 : 1.5kg
電源アダプター付属

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BOSS

BOSS GT-1000

GT-1000 Guitar Effects Processorは音質と表現力を極限まで追求し、最先端のDSPテクノロジーと長年のエフェクト・アンプ開発で培ってきたBOSSの知識と経験をスリムな筐体に結集させたマルチプロセッサーです。

GT-1000 COREについては以下で詳しくご紹介しております。

ベースで使用可能なマルチプロセッサー(マルチエフェクター)
ベースに対応している10万円以下のマルチプロセッサーをご紹介します。興味がある方や、これから購入を検討されている方の参考になる内容となっています。

音楽用途に特化して新開発された超高速カスタムDSPチップを搭載し、サンプリング・レート96kHz、AD/DA変換32bit、内部演算32bit float(浮動小数点)処理という業界最高クラスの超高音質を実現しています。

また数々のアンプ製品に取り入れられ高い評価を受けてきた、チューブ・アンプ・サウンドの設計コンセプトTube Logicをもとに、AIRD(Augmented Impulse Response Dynamics)という革新的な技術を新開発。これによりフロア型のユニットでは今まで実現不可能とされていた複雑な動作を可能とし、リアルで音楽的なレスポンスとサウンドを得られます。

さらに、コンパクト・ペダルのXシリーズで使われているMDP技術や、DD-500 Digital Delay、MD-500 Modulation、RV-500 Reverbにも採用されている高度なアルゴリズムにより設計された最新のエフェクトも多数内蔵。高度なルーティングやアサイン/コントロール機能、Bluetoothによるワイヤレス・エディットや豊富な入出力端子との組み合わせによってあらゆるシチュエーションで最高の表現力を提供してくれます。

■主な仕様
サンプリング周波数: 96kHz
AD変換: 32ビット+AF方式 ※AF方式(Adaptive Focus method)はADコンバーターのSN比を飛躍的に向上させるローランド/ボス独自の方式です。
DA変換: 32ビット
エフェクト・タイプ: 116種類
メモリー: 250(ユーザー)+250(プリセット)
フレーズ・ループ: 38秒(モノ)19秒(ステレオ)
チューナー内部検出精度: ±0.1cent
電源: ACアダプター(付属)
消費電流: 1.2A

■外形寸法 / 質量
幅(W): 462 mm
奥行き(D): 248 mm
高さ(H): 70 mm
質量: 3.6kg

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まとめ

ベースに対応している10万円以上のデジタルプロセッサーをご紹介しました。

ベースでも用途に合わせて沢山の選択肢があるのは有り難いですね。

この記事がデジタルプロセッサーに興味がある方や、これから購入を検討されている方の参考になれば嬉しいです。

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