Part8では2と3の中間ポジション(Between Second and Third Position)を学習します。
第2ポジションまでの講座を終えてない方はそちらから取り組みましょう。
https://music-org.com/jazzbass-academy-part5/
こちらで取り扱った譜面はページの一番下からダウンロード可能となっています。
Between Second and Third Position
First Positionから全音高く、Seocnd Positionから半音高いポジションが2と3の中間ポジションです。このポジションから視覚的に位置のイメージが難しいくなりますが、Half Positionの小指から半音上がこのポジションの人指し指がきます。Half Positionの位置を正確に把握しイメージできることが重要です。
Position Chart
2と3の中間ポジションの指板表です。音の確認をしましょう。
エクササイズ開始前の注意点
- 左手のフォームと動作の注意事項を守りましょう。
- 音は次の音までギリギリまで伸ばして切れないように注意してください。
- フィンガリングは必要最低限で記載してあります。
- 記載しているテンポは目安です。速いと感じるのなら設定より遅くしてください。
- 必ずメトロノームを使用しましょう。
各弦での練習
4本弦での練習
スケール / エチュード練習
Part8からSwingのリズムを取り入れた練習曲があります。『Swing』と明記されている場合はEvenの8分音符ではなく、Swingの8分音符で弾くようにしてください。EvenとSwing8分音符についてはこちらのPart6をご覧ください。
ジャズベース講座・基礎編・Part6・リズム練習
ベーシストにとって最も重要なスキルであるリズム。リズム感を良くするのは才能ではなく、正しい練習方法の実践と努力の積み重ねです。ハイレベルなプレーヤーになるためには基本的なリズムトレーニングが必要不可欠!このPart6では様々なリズムに特化したエクササイズを用意しましたのでご活用ください。
Key=Db スケール / エチュード
Key=Ab スケール / エチュード
まとめ
ジャズベース講座・基礎編・Part8はここまでになります。
こちらでは以下を解説しました。
- 2と3の中間ポジションの指板表
- 各弦と全ての弦上での練習
- Key=Dbのスケールと練習曲
- Key=Abのスケールと練習曲
ハーフ〜セカンドポジションに比べて2と3の中間ポジションは指板の位置がイメージしずらくなったと思います。ポイントはハーフポジションの各音が(エレキベースで例えるならフレット)見えているかが重要です。常にその事を意識しながら練習に取り組んでください。
次のPart9では第3ポジションについて解説します。
ジャズベース講座・基礎編・Part9・第3ポジション
ハーフポジションから第3ポジションまでをスケール、エチュード、ウォーキングベースラインの練習を通じて身に付ける内容となっています。
譜面ダウンロード
Between 2nd&3rd Position各弦と全ての弦での練習