ジャズベース講座・基礎編・Part18・コード練習

ジャズベース講座基礎編
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ジャズベース講座・基礎編・Part18ではこれまで学んだハーフポジションから第7ポジションまでを使用したコードの練習方法について取り上げます。

ジャズベース講座・基礎編でコード練習の短いエクササイズはありましたが、このPart18ではそれらを発展させた内容となっています。

12keyでのエクササイズ譜面はページ下からダウンロード可能ですので是非ご活用ください。

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コード練習の重要性

教則本やYouTubeのレッスン動画でも必ずと言っていいほど解説されている『コード練習』は音楽の重要な要素であるハーモニーを理解して習得するために行います。

ジャズのベースラインではルートだけでなく、全てのコードトーンを使用してラインを組み立てます。音の理解だけでなく、ポジションやフィンガリングなど総合的に把握していなければ自由に演奏することはできません。

ここでご紹介する練習はコードを立体的に理解して演奏できる内容となっています。『手癖でいつも同じベースラインを弾いてしまう』というお悩みを持つベーシストさんには必須の練習メニューです!

コード練習によって得られる効果

コード練習によって得られる効果は以下が挙げられます。

  • コードトーンを理解することによってベースラインやソロを弾くための基礎を習得
  • ポジション・指板の理解
  • 正しいフィンガリングの習得
  • 指の強化
  • 音量・音色の確立
  • 音程・音感の向上

コード練習時の注意点

コード練習の効果を上げる為に以下項目を実践してください。

  • 何の音を弾いているか確認しながら弾く。(音はCやB♭のようにアルファベットで考える)
  • どこのポジションを押さえているかを理解しながら弾く
  • フィンガリングを覚える
  • 複数のフィンガリングパターンやポジションで弾けるようにする

フィンガリングの考え方

ここまでジャズベース講座を受講くださっている方は既にフィンガリングについてご理解されていると思いますが、ここでもう一度見直してみましょう。

フィンガリングで重要な要素は以下になります。

  • なるべく多くの音をカバーできるポジションで弾く。
  • ポジション移動する際に多くの音をカバーできるポジションを選択する。
  • ポジション移動する回数を少なくする。
  • 可能な限り小指から小指のシフティングを避ける。(グリッサンド等は除く)
  • G・D・A音は音色とポジション移動が容易になる観点から開放弦を使用する。(フレーズにより押さえた方が良い場合もある)

上記をまとめると合理的で無駄がなく、可能な限りポジション移動を少なくするフィンガリングを選択することが上達の大きな鍵となります。

コード練習

それではコード練習を開始しましょう。今回ご紹介する練習はハーフポジションから第7ポジションまでを使用した2種類のエクササイズです。

エクササイズはコードを立体的に把握し、指板の理解がより深まる効果があります。ここではMajor 7thコードの練習となっていますが色んなコードでトライしてみてください。

  • ページ一番下より全てのKeyで記載された譜面がダウンロード可能です。
  • フィンガリングを一部記載していますが他にも良いフィンガリングは存在しますのでご自身で考えてみてください。(フィンガリングの考え方を参照)

コード基礎練習

先ずはコードの基礎的なエクササイズから取り組んでください。ルート音からスタートしますが、ハーフから第7ポジションまでの指板をフルに使った練習です。

以下はC7コード例にしたコード基本形の練習方法です。

コード転回形練習

ルート・3度・5度・7度の順番で構成されたコードを『基本形』といいます。

構成音の順番を変えたものをコードの『転回形』といい、3度・5度・7度がコードの最低音になる状態をそれぞれ『第1転回形』、『第2転回形』、『第3転回形』といいます。

以下はC7コード例にしたコード転回形の練習方法です。

練習時の注意点として、転回形の順番を間違えないようにしてください。(例えば第1転回形を弾くつもりが第2転回系を弾いてしまう)

弾いている時はどの転回形なのかを意識することが望ましいですが、それよりもコードの1・3・5・7度のいずれの度数から始まるクループを弾いているかを意識しましょう。これを実践すれば上記のような順番を間違えることはなくなります。

音の間違いはもちろんですが、このような事までミスなく弾けることが極めて重要です。

まとめ

ジャズベース講座・基礎編・Part18ではコード練習方法について解説しました。

スケール練習と同様に基礎練習の根幹となるコード練習はベーシストにとって最も重要な要素で、ベースラインやソロの構成を分析するとコードトーンとスケール音が大半を占めます。

自由な演奏、即興演奏をするためにはコードとスケールを知識として理解するだけでなく、体でも覚える必要があります。注意事項を守り、反復練習を行なってください。

スケールの練習方法はこちらをご覧ください。

ジャズベース講座・基礎編・Part17・スケール練習
ジャズベース講座・基礎編・Part17ではこれまで学んだハーフポジションから第7ポジションまでを使用したスケール練習方法について取り上げます。ジャズベース講座・基礎編の各Partでスケール練習のエクササイズはありましたが、このPart17ではそれらを発展させた内容となっており、どのようなスケール練習をすれば実際の演奏(即興演奏)に反映されるかを詳しく解説していきます。

コードとスケール練習はライフワークを言っても過言ではありません。根気良く取り組んでください。正しい練習方法を実践すれば必ず結果が出るでしょう。

譜面ダウンロード

コード基本形

コード転回形

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