ジャズベース講座・基礎編・Part19では、メジャースケールとメジャーセブンスコードを12keyで練習する内容となっています。(ハーフポジションから第7ポジションまでを使用)
ジャズベース講座・基礎編・Part17ではスケールの応用練習を取り上げましたが、今回はベーシックな内容となっており、特に初心者〜中級者の方には日々の練習メニューに取り入れていただきたいエクササイズです。
スケール練習の目的や注意点などをPart17で解説していますので、まずはそちらからご覧ください。
練習内容について
12keyのメジャースケールとメジャーセブンスコードの練習です。
どのKeyから練習しても問題ありませんが、今回はKey=Cメジャーからスタートです。
KeyはCメジャーから4度上で変化するパターンを採用していますが、半音ずつ上がる・5度上で変化する組み合わせも取り入れると効果的でしょう。
Key=G♭とF♯メジャースケールの音は同じですが(異名同音)、どちらも同じ頻度で使用するので譜面にしてあります。フラットkeyとシャープkeyでは感覚が異なるので、両方のkeyで練習してください。
Keyによっては音域に差が出ますが、ハーフポジションから第7ポジションまでフルに使用して練習します。(具体的な内容は譜面を参照)
最も基本的なフィンガリンと使用する弦を記載していますが(音符の上の数字がフィンガリング、下のアルファベットが使用する弦です)、他にも良いフィンガリングは存在しますので、ご自身で考えてみてください。(フィンガリングの考え方を参照)
譜面はスペースの都合上、4分音符主体で書かれていますが、最初は4分音符を2分音符として捉えて(倍遅いテンポ)、ゆっくりなテンポで練習する方が効果は上がります。
ページ一番下より全ての譜面がダウンロード可能です。
メジャースケールとメジャーセブンスコードの練習
練習のポイント
最後に練習のポイントについて解説をします。
今回ご紹介した内容を全て行うとかなりの時間がかかると思いますので、2〜3日に分けて練習すると良いでしょう。
メジャースケールとメジャーセブンスコードを12keyで行う練習は最も重要な基礎練習となります。ライフワークのつもりで、徹底的に練習しましょう。可能な限り毎日練習する事をお勧めします。
基礎がしっかりしているプレーヤーほど安定感があり、余裕をもった演奏が可能となります。是非トライしてみてください。