Part4ではFirst Position(第1ポジション)を学習します。Half Positionの練習を終えてない方はそちらから取り組みましょう。
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こちらで取り扱った譜面はページの一番下からダウンロード可能となっています。
First Position
Half Positionから半音高いポジションがFirst Position(第1ポジション)です。Half Positionと同様にFirst Positionの位置も視覚的に覚えましょう。First Positionを押さえた時にHalf Positionの人差し指の位置をイメージ出来ることが大事です。
Position Chart
First Positionの指板表です。音の確認をしましょう。
エクササイズ開始前の注意点
- 左手のフォームと動作の注意事項を守りましょう。
- 音は次の音までギリギリまで伸ばして切れないように注意してください。
- ポジション移動までのエクササイズは全て第一ポジションだけで弾いてください。
- フィンガリングは必要最低限で記載してあります。上記3番を忘れずに実践しましょう。
- 記載しているテンポは目安です。速いと感じるのなら設定より遅くしてください。
- 必ずメトロノームを使用しましょう。
各弦での練習
4本弦での練習
Key=G スケール / エチュード
ポジション移動 (シフティング)
これから先はポジション移動を含んだ課題になります。ポジション移動はウッドベースの最も重要なテクニックの一つですので以下注意事項を守り実践してください。
- 移動の際に指を弦から離さない(弦を押さえた状態だが脱力を忘れずに)
- 指だけでなく腕全体で一緒に移動。(指先よりも肘から動かす感覚を持つとやりやすい)
- テンポに合ったスピードで移動(メトロノームの振り子の動きと同じ速さになるイメージ)
- 左手のフォームを崩さない。
Half~First Positionのシフティング練習
上記注意事項を確認しながらシフティングの練習をしましょう。①〜⑤は全ての弦で練習します。
Blues Key=G Walking Bass Line
HalfとFirst Positionのシフティング練習を兼ねたG Blues Walking Bass Lineです。
まとめ
ジャズベース講座・基礎編・Part4はここまでになります。
こちらでは以下を解説しました。
- ファーストポジションの指板表
- 各弦と全ての弦上での練習
- Key=Gのスケールと練習曲
- ポジション移動・シフティング
- Key=G Blues Walking Bass Line
初めてポジション移動について取り上げましたが、ウッドベースのような大きい楽器を体に負担をかけずに弾くためにはシフティングの精度が命です!頑張って練習に励んでください。
Part5では第2ポジションについて解説していきます。
https://music-org.com/jazzbass-academy-part5/