エレキベース購入ガイド

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音楽経験ゼロの方がこれから楽器を始める際に、最初に問題になる事と言えば『楽器購入』ではないでしょうか?

実店舗はもちろん、オンラインで購入することが容易な現代では選択肢があり過ぎて、どこで購入すればいいの?と思われる方がほとんどだと思います。

エレキベースはおよそ2万円弱から購入可能で、比較的手が出しやすい価格帯ですが、それでも余計な出費は抑えたいですし、失敗はしたくない!というのが本音だと思います。

この記事では『これからエレキベース(楽器)を始めたいけど、沢山の種類があって何を購入すれば良いか分からない』と感じている初心者さんの為の『失敗しないエレキベースの購入ガイド』となっております。

ウッドベースの購入ガイドは以下の記事をご参考ください。

ウッドベース購入ガイド
ウッドベースの種類、価格、サイズといった観点から購入時に考慮•注意するべきポイントを解説しています。

基本的にはエレキベースの購入を対象とした説明になりますが、全楽器共通の内容も含まれていますので、ベーシスト以外の方も参考にしていただければと思います。

5万以下で購入できるお勧め楽器もご紹介しておりますので、是非最後までお付き合いください。

この記事では以下の8つの項目に分けて解説していきます。

  1. エレキベースの基礎知識
  2. 安価・高価どちらの楽器?
  3. オンラインストア・実店舗での購入
  4. 新品・中古
  5. フリマサイトで購入
  6. 楽器を購入する際の注意点
  7. お勧め楽器
  8. まとめ
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1. エレキベースの基礎知識

楽器購入の前にエレキベースについて基本的な事を把握しておく必要があります。

エレキベースは様々な使用やタイプがありますので、ここでしっかり抑えておきましょう。

弦の本数

エレキベースには4・5・6弦ベースがあります。(ごく稀に7弦や8弦ベースもあります)

最もオーソドックスなタイプは4弦ベースですが、近年では5弦をメインで使用するベーシストもかなり多くなってきます。

5弦ベースは低い音域の弦が追加された楽器で(高い音域の弦を使用する場合もある)、6弦は低い音域と高い音域の弦が追加された楽器です。6弦ベースはテクニカルな演奏をするベーシスト向けですので、初心者の購入はお勧めしません。

最初から5弦ベースを購入しても大丈夫ですか?とよく聞かれますが、個人的には全く問題ないと考えます。4弦ベースより低い広い音域で演奏したいと思うのであれば5弦ベースを購入するべきと考えます。特にこだわりがなく、とりあえず始めてみたい方は4弦ベースをお勧めします。

ピックアップの種類

エレキベースは生音で演奏できる楽器ではありません。搭載されているピックアップで音を増幅してアンプなど音を出して演奏します。

ピックアップはベースの音色の核になるパーツで、使用や形状によってタイプが分かれます。

ほとんどのベースが以下の4タイプに分別できます。詳しく解説すると長くなりますので、ここでは簡単な特徴だけをお伝えします。

  1. プレジションベース
  2. ジャズベース
  3. PJベース
  4. ハムバッカー

プレジションベース

プレシジョン・ベース(プレベ)は、世界初のエレキ・ベースとして1951年に生まれました。ピックアップが一つなので、サウンドのバリエーションは少ないですが、プレベでしか出せない中低音が特徴です。SoulやR&Bのサウンドにとても相性が良いです。1960年代のソウル・ミュージック(Motown)で活躍したジェームス・ジェマーソンがプレベの代表的なプレーヤーです。

サウンドハウスで見るサウンドハウスで見る

ジャズベース

1960年から登場したジャズ・ベース(ジャズベ)はプレベに比べて高い適応力を持っており、音質的にはどんなジャンルにも適応しやすいとされています。ネックもプレベと比べて細めのものが多いのも特徴のひとつです。ジャコ・パストリアスやマーカス・ミラーなどがジャズベの代表的なプレーヤーです。

サウンドハウスで見るサウンドハウスで見る

PJベース

PJベースとは、Precision Bass+Jazz Bassの意味で、プレベとジャズベの両方の特徴を持ち合わせたベースです。プレベのパワーと、ジャズベのバランスが取れたサウンドが融合したベースです。

サウンドハウスで見るサウンドハウスで見る

ハムバッカー

ジャズベースのピップアップを2つ合わせ1つのピックアップとしているのがハムバッカータイプのベースとなります。特徴としては音量が大きくなり、ノイズは少なくなります。レッドホットチリペッパーズのフリーがハムバッカータイプのベースの代表的なプレーヤーです。

サウンドハウスで見るサウンドハウスで見る

パッシブ・アクティブ

エレキベースにはパッシブタイプとアクティブタイプの2種類があります。詳しい説明は省略しますが、『パッシブベースは電池を使わない』、『アクティブベースは電池を使う』という違いがあります。

パッシブベースは電池がなくてもケーブルとアンプがあれば音が出る手軽さがあり、アクティブベースと比べて音が太いのが特徴です。

アクティブベースは楽器のコントロール部で低音や高音の微調整が可能です。音量はパッシブベースより大きくなりますが、音質はシャープになります。

アクティブベースの中にはパッシブ回路に切り替え可能なベースもありますが、アクティブメインに作られているのでパッシブベースとして使用するには頼りありません。

パッシブベース・アクティブベース、どちらも最初の1本としてお勧めしますが、初心者が扱いやすいのはパッシブベースと思われます。

2. 安価・高価どちらの楽器を購入?

安価と高価な楽器のどちらを購入すべきか、

結論から言うと、最初は安価な楽器を購入すべきです。理由として以下が挙げられます。

  1. 楽器初心者はどの価格帯の楽器を弾いても違いが分かりずらい
  2. 好みの楽器であるかどうかは初心者のうちは分からない(楽器の重さ、使用、材質、見た目など)
  3. 心境・状況・環境の変化で将来も継続して楽器演奏出来るか不透明

仮に予算があったとしても最初は安価な楽器を購入して、不満が出てくればグレードの高い楽器に買い替えを検討することをお勧めします。

お値段ですが、最初のベースは15,000円〜40,000円前後の楽器で十分と感じます。高くても50,000円で収めた方が後悔が少ないです。

3. オンラインストア・実店舗での購入

次にオンラインストアと実店舗での購入の特徴やメリット・デメリットについてご説明します。

オンラインストア購入メリット

近くに楽器店がなくても購入できる。

オンラインストアでプロ、アマを問わず最も多くのミュージシャンに利用されている楽器店はサウンドハウスでしょう。品揃えが豊富で、価格も非常にお求めやすくなっています。

サウンドハウスのPLAYTECHベースはコスパ最強なので特にお勧めです。

(PLAYTECHは、サウンドハウスギター・プロダクトチームがプロデュースするギター/ベースの総合ブランドです)

サウンドハウス エレキベース 初心者入門セット

オンラインストア購入デメリット

試奏して購入できないので、実物をイメージしづらい。

オンラインストアでベースを購入しても、ほとんどの楽器店は調整後に発送しますが、念のため調整の有無を確認しましょう。

店舗購入メリット

店舗にある複数の楽器を試奏してから購入ができるので安心感がある。

店舗購入デメリット

WEBで購入する方がポイントや特典が付く場合があるので注意

結論

初心者が購入する最初の楽器はどちらで購入しても問題ないと思いますが、オンラインストアで購入する場合は楽器の詳細を確認するようにしましょう。(チェックするポイントは最後のまとめに記載してあります)

4. 新品・中古

新品・中古の楽器をオンラインストア・店舗のどちらで購入しても問題ありませんが、最初の楽器は必ず楽器店(オンラインストアか店舗)で購入しましょう。購入後に失敗するリスクが少ないです。

フリマサイトでの購入はお勧めしません。理由は次で解説します。

5. フリマサイトで購入

なるべく費用を抑えるなら中古楽器も選択肢にあっていいと思いますが、フリマサイトでの購入はやめておいた方が無難です。楽器初心者では状態の良し悪しを判断出来ないと思いますし、その楽器の価値に見合った金額で出されているかの判断も難しいと思います。

6. 楽器を購入する際の注意点

ピックアップの種類(ジャズべ、プレベ、ハムバッカー)

基本的にどのタイプを購入しても問題ありませんが、特にこだわりが無ければ、様々なジャンルに対応できる『ジャズベースタイプ』をお勧めします。

形状

楽器の形状は弾き心地に大きく影響します。以下のような特殊な形状をしたベースを最初の1本として購入するのはお勧めしません。なるべくオーソドックスな形をしたプレベやジャズべに近い形状のベースを選びましょう。

重さ

4弦エレキベースの一般的な重量は4kg前後、5弦ベースの場合は4.5kg前後が多いです。長時間立って弾く場合は楽器の重さがダイレクトに体に伝わってきますので、軽い方が負担が少なくで済みますが、音も軽くなる傾向にあります。

個人的主観も含まれますが、重いベースを長時間弾き続けると肩こりや腰痛の原因になり、練習時間も減り、結果的に止めてしまう事になります。座って弾くから大丈夫!と考えていても、重い楽器の方が体に負担がかかります。

お勧め重量としては4弦ベースで3.4〜4.2kgで、5弦ベースは3.6〜4.3kgを目安に検討されてはいかがでしょうか。

スケールの長さ

ネックの長さをスケールと呼びます。ほとんどのベースは、ナットからブリッジまでの長さが34インチ(約864mm)のロング・スケールが使用されています。

32インチ(約814mm)のミディアム・スケールや、30インチ(約762mm)のショート・スケールといった短いタイプも存在しています。弦の長さが短くなるため音の伸びや低音のボリュームは多少劣ります。全体のサイズが小さく、重量も軽くなるため、小柄な人や手の小さい人がベースを始めるのに向いています。

5弦では弦のテンション(張力)を確保するために35インチ(約889mm)のベースも存在します。体や手の大きい人であれば差し支えないと思いますが、最初のベースとしてはお勧めしません。

ネック塗装

ネック裏の塗装の種類は大枠で3種類に分類されます。見た目と弾き心地が異なりますので特徴をおさえておきましょう。

グロスフィニッシュ

ネック裏が塗装でテカテカしているのが特徴。滑りづらいので、手に汗をかく人は避けた方が良いでしょう。

サテンフィニッシュ

ネック裏がサラッとしているのが特徴。手に汗をかく人でもスムーズな動きができるでしょう。個人的にはサテンフィニッシュをお勧めします。

オイルフィニッシュ

弾き心地がサテンフィニッシュと似ている『オイルフィニッシュ』仕上げされているネックもあります。こちらもお勧めの塗装となりますが、塗膜がないため汚れやすくなります。これを経年劣化で味が出ると捉えるか、汚れと捉えるかは個人差によります。

7. お勧め楽器

これからエレキベースの購入を検討している初心者の方にお勧めの楽器をご紹介します。

重量は同じ型番でも個体差がありますので記載しておりません。購入前に直接店舗までお問い合わせください。

PLAYTECH

Playtech(プレイテック)は業界最大手のサウンドハウスが手掛けるベースやギターのブランド名です。他社では実現出来ない低価格でありながら、初心者に十分なスペックを備えています。なるべく安く、良いベースを購入したいのであればPlaytechをお勧めします。

PLAYTECH / JB420 Rose Sunburst

  • 弦数:4弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:ジャズベースタイプ(パッシブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

PLAYTECH / JB420 Rose Sunburst

 

PLAYTECH / JB480 Black エレキベース 初心者入門セット

  • 弦数:4弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:ジャズベースタイプ(パッシブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

PLAYTECH / JB480 Black エレキベース 初心者入門セット

 

PLAYTECH / PB450 SUNBURST

  • 弦数:4弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:プレジションベースタイプ(パッシブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

 

PLAYTECH / PB450 Black エレキベース 初心者入門セット

  • 弦数:4弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:プレジションベースタイプ(パッシブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

PLAYTECH / AB-520 Blueburst

  • 弦数:5弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:ハムバッカー(アクティブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

PLAYTECH / AB-520 Blueburst

 

Squier

1982年に創設されたSquier(スクワイヤー)はフェンダー社の廉価ブランドで、コストパフォーマンスに優れたやエレキベースを製造しています。日本国内専売ブランドとしてスタートしましたが、現在は全世界に供給される人気ブランドとなっています。

Squier/ Affinity Jazz Bass MN BPG BLK

  • 弦数:4弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:ジャズベースタイプ(パッシブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

 

Squier / Affinity Jazz Bass V Olympic White

  • 弦数:5弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:ジャズベースタイプ(パッシブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

Squier / Sonic Precision Bass Maple-FB White-PG 2-Color Sunburst

  • 弦数:4弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:プレジションベースタイプ(パッシブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

 

Ibanez

Ibanes(アイバニーズ)は世界中のトップアーティストに愛用されている日本発の人気ブランドです。 楽器の本体やネックが小振りに設計されているので、日本人の体型と相性が良いのも特徴です。

Ibanez / GSR180-LBF Transperent Light Brown Flat

  • 弦数:4弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:ジャズベースタイプ(パッシブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

Ibanez / GSR205B-WNF

  • 弦数:5弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:ジャズベースタイプ(アクティブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

Ibanez / GSR280QA-TKS Transperent Balck Sunburst

  • 弦数:4弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:ジャズベースタイプ(アクティブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

Ibanez / SR305E-MGB

  • 弦数:5弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:ジャズベースタイプ(アクティブ)
  • ネック塗装:サテンフィニッシュ

Bacchus

Bacchus(バッカス)は低価格ラインからハンドメイドクラスまで、コストパフォーマンスに優れた幅広いラインナップを持つ国産ブランドです。

ご紹介するネック材には全て『ローステッドメイプル』が使用されています。ローステッドメイプルとはメイプルを高温で加熱処理して材の中の水分や油分を揮発させることにより木材を経年変化した状態に人工的に近づけた材のことです。
ネックに使用されると安定性の確保や、豊かな生鳴りと経年変化したビンテージの様なトーンを生み出します。

BACCHUS BJB-1-RSM/M DLPB ROASTED MAPLE

弦数:4弦
スケール:34インチ
ピックアップ:ジャズベースタイプ(パッシブ)
ネック塗装:オイルフィニッシュ

BACCHUS BJB-2-RSM/M BLK

  • 弦数:4弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:ハムバッカー(パッシブ)
  • ネック塗装:オイルフィニッシュ

Bacchus WJB5-630-RSM/M-Act BLK

  • 弦数:5弦
  • スケール:34インチ
  • ピックアップ:ジャズベースタイプ(アクティブ)
  • ネック塗装:オイルフィニッシュ

まとめ

最後に購入時にチェックするポイントをまとめておきます。

  • オンラインストア・店舗:どちらで購入してもOK(フリマサイトでの購入はNG)
  • 弦の本数:4弦、または5弦
  • ピックアップの種類:ジャズベースタイプが無難
  • パッシブorアクティブ:パッシブベースがよりお勧め
  • 形状:変形ベースは避けてフェンダーのジャズべ、またはプレベに近い形の楽器を選択
  • 重量:4弦ベースで3.4〜4.2kgで、5弦ベースは3.6〜4.3kgを目安にする
  • スケールの長さ:34インチ(体が小さい方は30〜33インチの選択も可)
  • ネック裏の塗装:サテンフィニッシュ

今回の記事はあくまで『失敗しないためのエレキベース購入ガイド』になります。失敗を避けることで自分に合ったより良い楽器に巡り会える可能性が高くなります。

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

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