『ジャズベース講座・実践編』は基礎編と理論編を終了した受講者さんを対象にした講座になります。
ジャズベース講座・基礎編と理論編を終えていない方はこちらをご覧下さい。
ジャズベース講座・基礎編・ガイドライン
ジャズベーシスト石原雄介が運営する無料のオンラインジャズベース講座。講座を開始するにあたり進め方と注意点について解説しています。
ジャズベース講座・理論編・Part1・ガイドライン
理論講座本編を開始する前に進め方のポイントと注意点をお伝えしますので是非ご一読ください。
実践編では以下の内容を取り上げで解説します。
- コード分析(コードアナライズ)
- 2・4ビートベースラインの組み立て方
- アドリブソロの解説
- リハーモニーゼーション
2・4ビートベースラインの組み立て方以外は全楽器が対象となります。
コード分析(アナライズ)
コード進行の仕組みや、各コードに対応するスケールを理論的に解釈する事を『コード分析(アナライズ)』といいます。
ジャズを勉強し始めるとコードトーンは理解できても、このコードに対して何のスケールか使えるの?と経験されたことがあると思います。このような問題を解決する為にアナライズをします。
具体的には以下の内容が含まれます。
- Keyの判別
- ダイアトニックコードとノンダイアトニックコードの分別
- 各コードに対応するスケールの把握
- 各コードに度数名(Degree Name)を付ける
- Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ等の定番コード進行の箇所を把握
アナライズをすることによって曲の全体像を把握して正確に演奏することが可能になります。
2・4ビートベースラインの組み立て方
アナライズを習得後はこれまで解説した音楽理論を踏まえて、2・4ビートベースラインの組み立て方をジャズスタンダードを題材に解説します。
アドリブソロの解説
2・4ビートベースラインの組み立て方の後はアドリブソロの解説になります。こちらもジャズスタンダードを題材に解説します。
内容としては以下を予定しています。
- コードトーンソロ
- ボイスリーディング
- クロマチックアプローチ
- Enclosures(クロマチックアプローチの応用)
- ビバップスケール
- トライアド
- スケールアプローチ
- ツーファイブフレーズ
リハーモニーゼーション
『リハーモニーゼーション』とは記載しているコードを別のコードに代える手法を意味します。
これをマスターするとフレーズなどを『アウト』させることや、複雑なコード進行を単純な進行に変化させたり、逆に単純なコード進行を複雑にして響きを豊かにする事が可能になります。
アドリブの知識を深める為に必ず役に立ちますので頑張って勉強していきましょう!
まとめ
ジャズベース講座・実践編の概要を項目に分けて説明しました。次のPart1から早速『コード分析』について解説します。